Blizzard流仕事術とは?..名作を創り出す環境は人間関係が鍵に

3月14日から18日まで米カリフォルニアで開催されたGDCにて、Blizzard Entertainmentの人事責任者Julie Farbaniec氏によるセッション「Rules for Development (of People)」が行なわれました。

8年前にBlizzardに入社し、過去4年間は『オーバーウォッチ』の開発に関わっていたというFarbaniec氏。このセッションでは、Blizzardのゲーム開発における「4つのルール」が語られました。

■計画的な投資
まず語られたのは、ゲーム開発において、時間や予算といった限りあるリソースで最大限のリターンを得るために、どう投資するかを明確化すること。運や流れにまかせるのではなく、人材やリソースをどこに配置すれば利益をもたらすか常に頭に置くことが重要で、それができないと人材は離れていってしまうのだとしています。そして、優れた人材などの開発チームの「強み」を伸ばすのはもちろんですが、「弱み」となる部分にはさらに多くの時間を費やしているのだそうです。

Farbaniec氏は1993年のアメリカ映画『ルディ/涙のウイニングラン』を例えに、チームでは「弱み」をどう生かすかが重要なポイントになるのだと述べました。映画では大柄な人間ばかりのアメフトの試合で160センチ55キロと非常に小柄な主人公が活躍するのですが、本来はチームの中で「弱み」であったはずの主人公をうまく活かしてゴールへと導くという一連の流れはゲーム開発に関しても同じで、チーム内の「強み」だけに焦点を絞るのは間違いだとしています。

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